目次
はじめに - この時期の一番の仕事は「遊ぶ」ことです
「うちの子、落ち着きがないけど大丈夫?」
「ちゃんとコーチの話を聞けるかな?」
そんな心配は必要ありません。
幼児期において、最も大切な“仕事”は 夢中で遊ぶこと。
私たちは、その素晴らしい才能を最大限に尊重します。
厳しい練習も、複雑なルールもありません。
このプランのゴールはただひとつ。
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「運動ってこんなに楽しいんだ!」
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「ボールと友達になれた!」
そんな輝くような原体験を、お子様の心に残すことです。
具体的なプログラム内容 -「遊び」が「学び」に変わる魔法の時間
時間 | 内容 | ポイント |
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5分 | ごあいさつ・準備体操 | 動物の動きを真似して、自然と体をほぐす |
15分 | ボールと仲良くなる | 安全な風船・スポンジボールで感覚を楽しむ |
15分 | ラケットで魔法をかける | 「当たった!」という喜びを何度も体験 |
5分 | お片付け・終わりのごあいさつ | 感謝の気持ちと次回へのワクワクを育む |
①ごあいさつ・準備体操(5分)
まずは笑顔でコーチや友達に「こんにちは!」
動物の真似っこを取り入れた楽しい体操で、心も体もリラックスします。
H3:②ボールと仲良くなる時間(15分)
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風船やスポンジボールで転がす・投げる・弾ませる
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怖くない道具で予測不能な動きに慣れる
③ラケットで魔法をかける時間(15分)
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風船をポンポンついて感覚を掴む
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柔らかいボールを優しく打ち返す
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「フォームの正解」より「当たった喜び」を優先
④お片付け・終わりのごあいさつ(5分)
道具を大切に扱い、「ありがとう」の気持ちを伝えます。
今日の楽しかったことを少し振り返って、次回の楽しみを膨らませます。
このプランで育つ「3つの心の芽」
心の芽 | 育つ理由 |
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好奇心 | 「次は何?」とワクワクする習慣 |
自己肯定感 | 小さな成功体験を積み重ねる |
社会性 | 挨拶・順番待ち・道具を大切にする |
芽①:やってみたい!という「好奇心」
「次は何をするんだろう?」
このワクワクが、主体的な学びの第一歩になります。
芽②:自分はできる!という「自己肯定感」
スモールステップで達成できる課題を用意。
「できた!」の積み重ねが、挑戦を楽しむ自信につながります。
芽③:みんなと一緒は楽しい!という「社会性」
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順番を守る
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元気に挨拶する
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道具を丁寧に扱う
遊びの中で、集団生活の基本を自然と学びます。
保護者様へ - ご家庭での関わり方のヒント
レッスン後はぜひ、こう声をかけてみてください。
- 「何が一番楽しかった?」(体験を引き出す質問)
- 「楽しそうだったね!」(気持ちに寄り添う共感)
結果よりも「楽しめたか」を共に喜ぶことで、お子様の成長はさらに加速します。
最初の一歩を踏み出してみませんか?
お子様の「楽しい!」が、やがて「もっとやりたい!」に変わる瞬間を一緒に見ませんか?